初秋の只見川、田子倉ダム

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猛暑、豪雨、台風とせわしい天気が続いていましたが、久々の好天に恵まれた9月29日に福島県只見の田子倉ダムへドライブしてきました。紅葉にはまだ早い時期ですが、混雑を避けてゆったりとの思いでこの時期の平日を選びました。地域を通る国道252号線が昨年の雪崩被害による通行止めから9月21日にようやく開通し、又2011年の新潟福島豪雨による鉄橋流失などの被害で部分運行されていたJR只見線が10月1日から11年ぶりに全線運行されるということで道路脇などには、お知らせののぼり旗がたくさんはためいていました。喜びを共有できたという意味でとても良いドライブとなりました。往路は福島県会津方面から帰りは新潟県魚沼から栃尾を経て新潟に戻ってきました。今回のドライブは21年間苦楽を共にした愛車との最後のドライブでもありました。

只見川

尾瀬周辺の山々からの水が源流となって、水力発電のダム湖である奥只見湖、田子倉湖を経て、福島県喜多方市で阿賀川と合流して阿賀野川となります。阿賀野川はその後阿賀町と阿賀野市を経て新潟市で日本海とつながります。

田子倉ダム

上流の奥只見ダムとともに全国屈指の発電量を誇る巨大ダムで国道252号線より手軽に立ち寄れる人気スポットです。ダム湖の景観は周囲の山々に溶け込み間違いなく一級と言えるものです。遊覧船も運行されていますが当日は平日と言うこともあり人出が少ないせいか運行なしでした。尚奥只見ダムは新潟県魚沼市から奥只見シルバーラインを通って行くことが出来ます。シルバーラインは全長20キロ以上ありますが90パーセント近くがトンネルという珍しい道路で通行料は無料となっています。

ダム上から見た田子倉湖ダム水面に映りとても景観の良いダム湖ですダム巡り色々行っていますが最高です

河井継之助記念館

幕末に政府軍と戦った越後長岡藩の家老河井継之助が会津藩と合流するため、険しい山道を越えて会津に向かう途中に戦いで痛めた傷が悪化し、志半ばで命を落とした終焉の地である只見町塩沢地区に記念館が建てられています。継之助や戊辰戦争に関する資料が展示されている他継之助が亡くなった部屋が終焉の間として当時の面影そのままに展示されています。記念館のすぐそばには寺があり継之助の墓も建てられています。いづれも国道252号線沿いです。役所広司さんが継之助を演ずる「峠」という映画も上映されていますので、これから訪れる人が増えることを期待します。

国道252号線

福島県会津若松市と新潟県柏崎市を結ぶ一般国道です。福島県只見地区は日本有数の山岳秘境地帯の為冬期間は通行制限となります。今年は同地区の「あいよし橋」が3月になって雪崩で流失していることが分かり、復旧工事の為冬期通行止めが解除できず、9月21日にようやく開通しました。JR只見線と共に只見川沿いに走っているので、景観抜群の国道です。

JR只見線

福島県会津若松駅と新潟県魚沼市の小出駅を結ぶ距離135キロに及ぶ山岳秘境鉄道です。2011年7月(平成23年)新潟福島豪雨により只見駅と会津川口駅間の鉄橋と線路が流失し、長い間部分運行となっていましたが、10月1日11年ぶりに全線運行が再開されました。自治体も駅舎などの施設を所有する形での運営という形と言う事ですが、上手くいってほしいです。大勢の人たちに観光に来てほしいと思います。

道の駅いりひろせ

国道252号線の県境を越えて新潟県に入るとすぐに「道の駅いりひろせ」があります。地元産のお土産他食事処もあります。脇には伝説の女神の言い伝えがある鏡が池もあり、休憩するには最適です。地元米のもみ殻が大きな袋で200円という安さだったので積んで帰りました。ここまで来て家庭菜園とはおかしいですね。

池も眺められ、食事もとれてゆったり出来る道の駅です。峠越えの前後での休憩に便利な場所です。

杜々の森名水公園

栃尾の町並みから少し外れた里山の中にあります。山からの湧き水が昭和60年に環境省の全国名水100選に選ばれて以来の人気スポットです。レストランもあり、錦鯉の泳ぐ大きな池を中心に芝生公園も設けられています。湧き水は夏でも冷たく、きれいに澄んでとても美味しい水です。保冷水筒に汲んでで帰りましたが、家でも大好評でした。

道の駅R290とちお

国道290号線は新潟県村上市と魚沼市を結ぶ一般国道ですが、「道の駅R290とちお」は長岡市栃尾地内の国道沿いにあります。全国放送でも取り上げられた栃尾のジャンボあぶら揚げが特に有名で道の駅でも焼きたてのあぶら揚げを食べることが出来ます。郷土の菓子なども買うことが出来る他食事も出来ます。

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