春の国上山と大河津分水

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全国的に真夏日が続く4月11日、かねてから観てみたいと思っていたカタクリの花を目当てに国上山に登ってみました。最近の高温で既に花は終えたのではと心配もありましたが、幸運なことに丁度見ごろでした。又山中には真っ白なこぶしの花も盛りの状態でかなり目立っていました。国上山は新潟市より40キロ程度南寄りに位置する燕市にある標高3百メートルを少し超える低い山ですが、海岸に近い為晴れた日は頂上から佐渡島が良く見えます。能登半島が見える時もあるようです。

国上山では越後(今の新潟県)の国最古と言われる古刹国上寺(こくじょうじ)や良寛様が修行しながら質素な生活を通した住まいである五合庵が有名です。国上山(くがみやま)と国上寺(こくじょうじ)でなぜ読みが違うのか解りませんが、国上寺のHPの中で寺の由来や良寛様の事などと共に詳しく紹介されています。

この日は特に好天に恵まれ、数日前に開花した桜が一気に満開となりました。道中どこに行っても桜桜と言う感じで、しかも満開になったばかりで一片たりとも散っていないと言う絶好の桜日和となりました。国上山散策中にうっかりバッテリー切れをおこし、分水の桜を撮ることが出来なかったことが痛恨の極みです。
燕市には日本最長の大河信濃川の分水路である大河津分水があり、分水路沿いに植えられた桜は圧巻さで日本有数のものです。ここで例年執り行われるおいらん道中は有名で、今年は分水の通水100周年を迎え17日(日曜日)に盛大に行われるとのことです。大河津分水は繰り返される信濃川の反乱を防止する目的で信濃川を分流させ燕市を経て日本海につなぐものです。この大事業を後世に残す為記念館が河畔に設置されており、各種資料や写真、記録映画などを見る事が出来ます。この日も平日に係らず多数の観光客で賑わっていました。大河津分水と桜については燕市の観光協会のHPに詳しく載っています。

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