5月18日~23日迄の6日間のドライブ旅行記です。
シニアは何歳までか、又老人との境目は何歳かなどよく分かりませんが今回もシニアで行きたいと思います。
今回の旅行は妻ともども喜寿を元気に迎えた事と長距離ドライブは出来るうちにやっておこうと言う事で決めました。
行程としては新潟という近県にいながら未だ一度も行ったことが無くて、いつかは行きたいと思っていた青森と函館などの北海道南部を中心に回る事にし、又フェリーを利用する事で走行距離を抑えた楽な行程としました。
行程と観光場所
1日目
磐越自動車道、東北自動車道などを経由しながら松島湾観光、中尊寺と毛越寺の参拝をして花巻温泉泊まり
この日は陽光の降り注ぐ真夏日、松島湾観光には最適な天候でした。ここには以前にも数回訪れていますが、さすが日本を代表する景観には納得です。
松島湾観光後は往路と同じ三陸道、仙北道を戻り再び東北道に進み、平泉スマートインターから中尊寺と毛越寺を参拝。どちらも奥州藤原氏による建立で中尊寺の金色堂は内外に金をふんだんに使って細工されたお堂で900年前に建立されたままの姿で覆いの建物の中に収められています。
毛越寺は中尊寺から車で数分でいける天台宗の寺院で、浄土庭園と言われる庭の遣水の構造、文化が時代の検証に欠かせない重要なものとして世界遺産となっているものです。
展示物などもゆっくり見る事が出来て個人のドライブ旅行ならではの良さを満喫できました。
平泉の後は再び東北道から花巻インターより花巻温泉へ、今日の宿泊先の紅葉館さんには午後4時半早々と到着出来たので、ゆったりと入浴をしてから夕食のバイキングを楽しめました。
平日中心の行程ながら家族の都合などで今日だけは日曜日となりましたが、連休過ぎと言う事もあり松島湾に多少人出があった程度で駐車場などもスムースに利用できました。旅の1日目は上々の滑り出しです。

波も無く陽光穏やかな松島湾。
離れていく船着き場を観光船から。
2日目
十和田湖を眺めてから奥入瀬渓流の散策。泊まりは翌日のフェリー乗船時間が早いので青森駅前。
朝食のバイキングを戴きホテルを8時に出発し、高速に上る前に街のガソリンスタンドで給油。前日は日曜で皆休業していましたが今朝は営業していて助かりました。
小坂インターから東北道を降りて樹海ラインと呼ばれる103号線を経由して十和田湖子ノ口へ、子ノ口までは十和田湖の湖岸に沿ってのドライブなので十和田湖と山並みの素晴らしい景色を満喫できて良かったです。
船には昨日も松島で乗り又これからもフェリーで長時間乗る予定なので十和田湖での遊覧船乗船はせずに子ノ口では休憩のみですぐに奥入瀬渓流へ。
奥入瀬渓流は子ノ口から下流の焼山迄の約14キロあり、渓流沿いに国道102号が走っていて数か所に路側を使った駐車スペースが設けられています。
ドライブ旅行ではこの駐車場を利用しながら名所、ポイントを徒歩で1~1時間半程度の散策をするのが良さそうです。しかしこの道路は紅葉の時期などは混雑防止のために進入規制となるので、その時は子ノ口から焼山迄バスを利用するしかなさそうです。
焼山には奥入瀬会館などの施設があり、そこで展示物を見たり簡単な給食をとり今日の宿の青森へ。
経路は往路と同じ十和田湖畔を通って小坂インターから東北道に進み、青森インターから駅前のホテルルートインへは午後5時到着。
ホテルは夕食無しで朝食のバイキングサービスと言うプランですが、翌日のフェリーの出航時間が早いので利便性が良く朝食時間が早く料金も安いので助かります。
チェックイン後は外に出て青森港のショッピングや飲食ができる施設そしてねぶたの家ワラッセなどの見学を楽しみました。ワラッセではたくさんのねぶたが展示されており、ねぶたの内部の構造なども見る事が出来て、又ねぶたの歴史や製作者の紹介などもなされていてとても良いものを見せてもらいました。
音を立てて流れる新緑の奥入瀬渓流。
身も心も洗われる様です。
3日目
青函フェリーに揺られること4時間、函館港に到着。チェックイン迄時間があるのでトラピスト修道院見学と函館港の赤レンガ倉庫ショッピング街で買い物。函館駅前のホテルにチェックイン後は港町の教会通りの散策と函館山の夜景見学。
今回の旅の初めてのアクシデントです。ホテルは定刻通りに出たのですがナビの案内通りに走っても10分で着くはずのフェリーターミナルにどうしても到着せず、挙句の果てにどう考えても逆方向に誘導されている感じです。ホテルに戻って聞いたら逆方向に戻ってから青森ブリッジに上るとのことでナビ通りに走りブリッジを超えたら港が見えてきました。そこで再び問題が発生、津軽海峡フェリーに誘導されてしまったところで気づいたのが津軽海峡フェリーと青函フェリーは別な会社と言う事でした。津軽海峡フェリーと青函フェリー双方の船の文字とターミナルらしい建物が港から確認できた事が幸運だったと思います。
今回のアクシデントの原因はフェリー会社は同じものと思っていて津軽海峡フェリーにナビを設定した事とホテルから近いのでどこからでも簡単に行けると思って経路を事前に確認しておかなかった事です。
時間に十分な余裕を取っていたため大事に至りませんでしたがさすがに焦りました。
函館までは船内で4時間の間特に何もする事も無くのんびりと離れていく青森港や近づいてくる函館山などを眺めながら特に退屈する事なく過ごせました。
只天気は東北中心にやや下り気味だったため海峡の真ん中頃では小雨が降りだし、海も白波がすこし目立つようになりましたが、北海道に着くころにはお天気に変わりました。
昨日迄の東北は好天に恵まれ北海道は明日以降も晴れが続くらしいとのことで、お天気運の良い旅になりそうです。
トラピスト修道院は中は見れないものの外部は自由に見て回れますが、観光客もまばらで今は人気スポットではなさそうです。入口の駐車場脇に売店があるので昔人から頂いた事のあるバター飴など、懐かしいものを買い込んできました。
函館港の赤レンガ倉庫のショッピング街は平日ながら結構な人出で賑わっていてさすがに函館は都会かなと言う感じでした。雰囲気は以前訪れた事がある小樽港と似ていて、当時の建築様式はみなこんな感じだったようです。
ショッピングを楽しんだ後は今日の宿泊場所のルートイン函館駅前にチェックイン。駐車はホテル入口に近い1階に空きがありラッキーと言うしかありません。2日続けてのルートインさんですが駅前の利便性が良い場所である事と夕食が無いので夜に出かける時は最適だと思います。
函館港と函館山の間に広がる港町は急な坂道が多くたくさんの教会が港町函館の風情と歴史を感じさせる人気スポットとあって多くの観光客で賑わっていました。
函館山は教会の通りの近くからロープウエイで数分で頂上迄行けて、そこから眺める函館半島の夜景は函館観光のメインらしく平日ながら混雑ぶりには驚きでした。
頂上で暗くなるまでの間ゆっくりと夕食をとるつもりでしたが、頂上にはレストランが1軒しかなく夕食は食べ逃してしまいました。
夕食も食べずに待つこと1時間半、ようやく見る事の出来た夜景はとても綺麗で長く記憶に残る思い出になるでしょう。
帰りは酒、肴などを買いながら徒歩でホテル迄。ホテル到着後は浴場でゆっくりと旅の疲れを癒してから部屋で遅めの夕食。
自分の好きなものを食べながら時間を気にせず落ち着いて飲めるのも良いかもです。

港町の坂道に立ち並ぶ教会群。
長崎と同じで江戸から遠い港町と言う事が関係しているのでしょうか。
4日目
函館市内の五稜郭と五稜郭タワーを見学後、道央自動車道を経由しながら洞爺湖、有珠山、昭和新山を見学して今日の宿泊先の登別温泉へ。
ホテルを出て最初に向かったのは五稜郭。ここは公園となっていて自由に入場できるので朝一番と決めていましたが、観光客の姿もまばらで写真も撮り易く、朝の新鮮な空気を吸いながらの散策は最高でした。又朝の庭園の手入れ作業なども見れていろいろと社会勉強になりました。
隣に立つ五稜郭タワー展望台からは五稜郭の5角形の屋敷がハッキリとみてとれるのでやはりここまで来たら五稜郭タワーには上ってみるべきでしょう。
五稜郭は幕末に幕府軍が建国を目指して最後の砦とした郭としてドラマなどにも度々登場するので見聞きはしていましたが、以前は箱館代官所だったと言う事は初めて知りました。
そろそろ観光客で混みだした五稜郭を後にして洞爺湖を目指して道央自動車道へ。
ところで道央道は大沼公園インターからで、そこまでは函館インターから函館新道と言う準高速道を経由したことは間違いないのですが、函館インターの記憶がありません。
今思うと函館市街を抜けてから通過したカーブの高架道路がインターだったのかもしれません。
案内標識を見落としたのだと思いますが、カーナビの有難さが身に浸みます。
船はもうたくさんなので洞爺湖での遊覧船はパスして湖岸を散策したら雪をかぶった羊蹄山がクッキリと見える素晴らしい景観。天気に恵まれたならばこその幸運でした。
洞爺湖のすぐ近くには2008年に洞爺湖町で開催された主要国首脳会議にかかわる当時の写真などを展示しているサミット記念館があります。
せっかくの機会なのでゆっくりと拝見させて頂きましたが、首脳はともかく奥様方の役割も大変なものがある事や迎え入れる当地の方々の気遣い、苦労も並大抵のことで無い事が理解出来ました。
有珠山と昭和新山は洞爺湖の乗船場から車で15分ほどの距離にあり、有珠山の展望台には昭和新山駐車場のすぐ近くのロープウエイで行くことが出来ます。昭和新山は80年程前の有珠山の噴火でできた溶岩ドームでいわば有珠山の一部のようなものなので展望台はもとより駐車場からなど色々な角度で眺める事ができました。
有珠山も昭和新山ももっと詳しく見てみたい人は直近の噴火口迄行ける道(コース)もあるので歩いてみるのも良いかもしれません。
今日の宿泊地登別温泉は再び道央道に上ってから登別東インターで降りて10分程度のところにあり、有珠山から比較的近いため宿泊先の石水亭さんには5時に楽々到着できて入浴、夕食ともにゆっくりと楽しめました。
登別温泉は日本でも有名温泉とあってホテルも多く、どこもかなり賑わっているようでした。

五稜郭のすぐ脇に建つ五稜郭タワーの展望台からは五稜郭始め函館市内の全方向が見渡す事が出来ます。
像は新選組の土方歳三氏
5日目
登別温泉の地獄谷、白老のウポポイ民族共生空間を見学し、午後5時発の新潟行きの新日本海フェリーに合わせて一路小樽港へ。この日は船内泊。
いつもの早朝ウオーキング代わりに温泉街を散策。
地獄谷はホテルのすぐ近くにあり地獄谷の入口には泉源公園が整備されて、白煙が吹き上がっているところもありました。
ホテル出発後は朝の散策でめぼしを付けておいた入口の駐車場に車を止めてから約1時間かけて地獄谷の見学。あちこちに吹き上がる噴煙を眺めながら遊歩道を歩き、思い切り硫黄の匂いに浸りました。
尚地獄谷の散策路から山道を10分程登ると大湯沼が見れるとのことで頑張って歩いてきましたが、そこまで行く人はあまりいないようです。
今回最後の見学場所のウポポイ民族共生空間へは白老インターから10分ほどで到着。そこでは舞台でのアイヌの伝統舞踊や歌を観賞させてもらったり、古民家や暮らしぶりなどの説明を受けたり、さまざまな展示品を見たりしながら2時間半ほど過ごしました。
ここから小樽までは道央道、札幌道経由で120キロ、時間にして休憩を入れて約1時間半の行程。最後とも言える運転です。
札幌や千歳あたりは高速も混むのではと思っていましたが、平日のためか思った程ではなくてむしろ道路が良いので楽に走る事ができました。
おかげで新日本海フェリーの小樽ターミナルには乗船手続き締め切り時間の16時より1時間も早い15時に到着しました。
早めに受付を済ませ車を並べて車中で待機していたところ、16時10分に積み込みが始まりました。
今回の経験でフェリーに車を積む時は締め切り1時間前ぐらいには手続きを終えて車を並べた方が安心であり、良い位置に積んでもらえるので船から降りる時も早いと言う事がわかりました。
又早く並べても誘導の人に聞けば積み込み開始時間が分かるので途中で車を離れてターミナルで用を足す事も大丈夫です。
尚同乗者は乗船時は一般の乗船口からですが下船時は運転者と一緒に車に乗って下船する事が出来ました。これは青函連絡フェリーも新日本海フェリーも同じでした。スムースにターミナルを後にする事が出来るためだと思います。

ウポポイ民族共生空間で復元展示されている往時の民家。
展示館では暮らしにかかわる様々な道具などが展示され、又常設の舞台ではアイヌ舞踊と歌の実演もあり、ここてはとても分かりやすくアイヌ文化に触れる事ができます。
6日目
午前9時15分新潟ターミナル到着。10時過ぎ無事自宅到着。
函館ターミナル離岸後実に16時間15分に及ぶ長旅でしたが、船内レストランでの夕食や海をながめながらの入浴などホテル気分で過ごす事ができました。
今回は少し無理して個室を使わせていただきましたが、帰りも陸路としたら青函フェリー代や高速料金とガソリン代、それに最低もう一泊分の費用が掛かるのでむしろ経済的だったかもしれません。
そして何よりも良かったのは海を眺めながらのんびりと過ごせたので良い疲れ休みになった事です。

新日本海フェリーの部屋。
トイレ、シャワー室、冷蔵庫、テレビ付きで窓からは海も眺められます。
睡眠も十分とる事ができました。
楽しく安心安全な旅のために
旅は楽しく安心安全である事が何より大事であり、想定外の事が起きたり又事故などがあれば旅行どころではない事態となってしまいます。
今回も色々考えさせられたり、再認識したこともあり、注意したい事などをまとめてみました。
安全運転
シニアは若い人に比べ身体能力(視力、判断と対応時間、疲労、回復力)がそれなりに低下しているので以下の点に特に注意が必要だと感じました。
スピードは控えめに
特に高速道では自分の視力に合ったスピードを心がけ、車間距離を十分に取った運転を意識して、大丈夫だろう運転はしない。
山間部の高速道では片側1車線や対面通行そしてカーブもあって速度も70キロ前後に制限されている場合が多いのですが、90~100キロ前後で車間距離も取らずに飛ばしている人も多く見受けられます。これでは前方に事故があれば玉突きが当たり前です。
そのような車に後方に接近されてもそのうち2車線区間になったら追い越していくだろう位に思って気にしない事です。
こちらも必要以上にゆっくり走っているわけではないのですから。
行程はゆったり目に組む
行程がきついとついスピードを出し過ぎたり、あせって交差点での確認がおろそかになりがちです。
特に知らない土地での変則的な交差点は勘違いし易いものもたまに見受けられます。
せっかく訪ねた観光地をゆっくり楽しむためにも行程はゆったり目に組んだ方が多少の渋滞などにも対応できると思います。
又シニアは長時間運転を続けると腰痛になったり目も疲れてくるうえにトイレの問題もあるので1時間に1回程度はサービスエリア、パーキングエリア、道の駅を利用して休憩タイムを取るようにしています。
夜間運転は避ける
加齢とともに暗い場所での視力は昼間よりもさらに低下しているので、道路の白線表示や標識が見えづらく危険です。
特に積雪地では冬場の除雪で白線が消えかかっている道路も多く、昼間でも左折専用などの通行区分が分かり難くい場所も少なくありません。
知らない土地での夜間走行は避けた方が無難のようです。
カーナビの有効利用
今ではドライブに欠かせないカーナビですが、注意しないと想定外の経路に誘導されることがあるので、ナビが示した経路が自分が想定したものと合っているかよく確認する事が大事だと思います。
特に高速道路では乗り降りするインターチェンジの確認と必要なら変更しなければならない時もあるので要注意です。
これについては一度失敗したことがあり、一つ手前のインターで降ろされ山道を長く走らされたことがあります。
又100%ナビ頼みだけでなく、道路の案内標識を見ても方角の判断が出来る程度の地理情報は持っていた方が良さそうです。
尚カーナビは目的地をあらかじめ設定して置く事で、履歴表示から素早く予定の目的地を設定する事が出来るので安心です。
インターやジャンクションはあらかじめチェック
知らない土地へ行くと都市部では大きくて複雑なインター、小さなインターでは昇降道路に信号機付きの交差点があったりと注意が必要です。
インターやジャンクションはグーグルマップを拡大してみるとその構造と進路方向が確認出来るので、最近は出かける際は必ず目を通すようにしています。
最近問題になっている逆走防止のためにもサービスエリアやパーキングの進路確認も慎重にしています。
シニアのドライブは平日が一番
若い人は仕事の関係でそうもいかないと思いますが、勤務の無いシニアなら平日中心の行程が一番。
道路も観光地も渋滞と混雑が無いので行動が予定通りにスムースに運ぶうえに宿泊料金も一般的に安く済みます。
周りがゆったりしていれば安心安全にもつながると思っています。
予約状況と再確認
いざ出かける時になると宿の予約は間違いなく受け付けられているのかなど心配になります。
ひと昔前は数日前に電話で確認したりしていましたが、今はインターネットで予約すれば1週間前と前日にキャンセルの案内を兼ねて必ずメールで連絡が入ります。
又料金の収受などについてもその都度メールが入るのでとても安心できます。良い時代になったものだとつくづく思いながら何とか文明の利器にあやかっていけてほっとしている処です。
予約しておいたフェリーなどもホテル同様で受付に名前を告げるだけで乗船手続きも車両の積み込みもとてもスムーズなものでした。只日にちの間違いだけは自己責任なのでこれだけは念入りにチェックするべきと今さらながら思い直しています。
その他気のついたこと
青函フェリーは出航30分前迄に、新日本海フェリーは1時間前迄に乗船手続きをしなければならないと言う事なので余裕を見てそれぞれ締め切り時間の30分早く手続きしましたが、すでに半分以上の人が手続きを終えて車を並べていました。
フェリーに車を積むのは初めてなのでよく分かりませんでしたが、多くの人がかなりの時間の余裕を取って手続きを終えているようです。
個人ドライブですから他での遅れは何とかなりますが、フェリーに遅れたら旅も台無しですので、くれぐれも注意したいものです。
松島湾観光の遊覧船は10時出発の予定のところ30分前の9時半に出発しましたが、幸い予定より早く現地に到着していたので間に合いましたが、予定通りの到着なら間に合わず乗船は次の10時半発の船になるので行程が予定通り進まなくなるところでした。
遊覧船の時刻表は目安で、その日の混み具合などで多少変動するものと考えていた方が良いようです。
昭和新山の駐車場での事ですが、奥のロープウエイに近い駐車場に空きがあるかどうかを手前の駐車場脇に車を停めて考えた末に、車数台しか駐車していない手前の駐車場に停める事にして車を数メートルバックさせて入ろうとしたら丸太のようなもので進入出来ないようにしてあり、車のフロントエプロンが当たりました。
車をゆっくり動かしての事なので塗装に少しキズが付いただけで良く見なければ分からない程度ですが、車購入以来の記念の初キズとなりました。もちろん丸太の損傷もありません。
一度停車すると車から見えない周囲の下部の状況については記憶が飛ぶ事を再認識しました。特に知らない場所では一度車から降りて確認してから車を動かす事を心がけたいと思います。
ちなみに平日の為奥の駐車場に十分な空きがありました。管理上入口の駐車場を閉鎖していて、停まってる車は係員さんの車だったのかもしれません。
旅行中の畑と鉢植えの管理
旅行中の畑の野菜と鉢植えやプランターの管理、特に水やりが出来ないので旅行に行けないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
確かに大きな問題であり、自分で毎日念入りに眺めながら行うような管理は無理でしょう。
しかし100%の管理でなくとも帰ってくるまで弱らずにいてくれれば良いと言う程度の考えなら何とか対処できるのではないでしょうか。
わが家での苦肉の対処法ですが、参考までに紹介します。
留守中の家族に頼む
頼むと言っても水やりだけです。ホースと散水ノズルはあらかじめセットしたままにしておいて何もしなくても使えるようにしておきます。もちろん使い方だけ説明して実際に一度練習をしてもらいます。又水やりはたっぷり目と言って教えておいた方が水枯れになるよりマシです。
置き場所は分散させておくと忘れるので同一場所にまとめて置く事と乾きやすいものは直射日光を避けるように配置します。尚根詰まりしたものは水の吸い込みが悪く水やりがし難いので計画的に植替えしておいた方が安心です。
これらの工夫次第で小学生の子供でも可能です
雨の当たる場所に置く
寒い時期以外なら軒下などに置いてあるものは可能な限り雨の当たる場所に置いていく事で天候によっては水やりが省けます。室内植物などどうしても外に出せないものは水を入れたペットボトルにノズルを付けて逆さまに鉢に挿しておく方法もありますが、サボテンやランなど1週間位は水をやらなくとも平気なものもあります。
栽培予定を変更する
野菜などの苗の管理は普段やったことの無い家族に頼むのは無理だと思いますので、温度管理など少し難しい苗は旅行期間中は無いように栽培計画をずらします。
具体的には早めに育苗して旅行に行く前に定植してしまう事が多く、逆に帰って来てから種を蒔く事は現実的には無いかもしれません。
もう一つの方法は育苗してから定植する方法から畑に直まきする方法に変更する事です。
春の夜間気温の低い時期にはマルチング、不織布のベタ掛け、ビニールトンネルなどでの対策をして出かける事が必要の場合もありますが、旅行中何もする必要がありません。種を蒔いた日によっては旅行前に発芽が確認出来たり、帰って来たら発芽していたと言う事になるでしょう。