家庭菜園で自給自足-趣味の野菜づくり

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栽培品目や必要量などを具体的に考えてみました

昨年秋からの野菜価格の高騰ぶりはおそらく過去に例の無い程のレベルに達しているようです。
それは米価の高止まりとの二重苦となって台所経済に深刻な問題になっています。
原因は諸物価の上昇に伴う生産コストや流通コストなどやむを得ない要因の他に、一番の要因は夏から秋にかけての猛暑による不作にあると言われているようです。
温暖化が進んでいる現代では猛暑は繰り返して発生する可能性も高く、不作やその対策で農家さんの生産コストが今後上昇する事も考えられることから、野菜や果物の価格が高いのは普通になる可能性も心配されるところです。
そのような中で家庭菜園愛好者としては趣味を活かして少しでも台所に野菜を供給したいと考えている人は多いのではないでしょうか。

今回の【家庭菜園で自給自足】では狭い菜園やプランターでも台所の為になる野菜を適量栽培するにはどうすれば良いのか、又どんな野菜が適当かなどをわが家の菜園を例にもう少し具体的に考えてみました。自給自足を目指している人から参考にして頂いて一つでも二つでもなるほどと思ってもらえたら幸いです。

参照ー前回の【家庭菜園で自給自足】実用野菜の適量多品種栽培で自給率アップを目指します

この記事の概略
1.使用頻度(必要度)が高くどうしても栽培したい野菜
2.保存性があって収穫後もある程度の期間は利用し続けられる野菜
3.成長スビート早く簡単に栽培出来る野菜
4.一度植え付ければ数年はあまり手間もかけずに収穫出来る野菜
5.極少量でも家庭では十分な野菜
6.日常的に使うものではないが家庭で栽培出来る野菜
7.野菜によっての1回当たりの栽培適量と栽培スペース
8.野菜の栽培時期と方法

各野菜の育て方などは【趣味の野菜づくり】【わが家の〇〇〇づくりーで検索】などで参照して下さい。

使用頻度(必要度)が高くどうしても栽培したい野菜

家庭での日常の料理になくてはならない使用頻度の高い野菜なので、自給率を上げるためには欠かす事が出来ません。他の野菜に優先してスペースを確保してでも栽培したいところです。
プランターの場合は完全自給とはいかないと思いますが、それなりに貢献してくれるはずなので栽培する価値は十分あると思います。
代表的な野菜をあげてみました。

キャベツ

これが無いと非常に困ると言う程色々な料理に使われているキャベツですが、以前は比較的安い野菜と言うイメージでしたが最近はおそらくトップの値上がり率かもしれません。
その為これからは家庭菜園の中で主要野菜として考えておくべきかもしれません。
真夏を除き春秋いつでも栽培する事が出来る上に寒さに強いので冬を苗の状態で越して春に収穫する事も出来ます。種を蒔いて育苗しても良し、ホームセンターなどで苗を買って植え付けても良しと、どちらでも簡単です。
切れ目のない栽培で葉菜の中心を担ってくれるはずです。

白菜

鍋物や漬物などにも必需品の白菜は価格も高止まりの野菜なので家にあれば嬉しいものです。
春も栽培可能ですが、晩秋から冬にかけて収穫する作型が栽培が簡単で、又必要度も高いので一般的です。
キャベツ同様に自分で育苗する事も簡単ですが、時期になれば苗もたくさん出回ります。
白菜は適期の栽培が重要で、早過ぎれば残暑の影響を受けて生育障害や病害虫が多発する危険があり、又遅すぎると結球しないまま寒くなってしまうので注意が必要です。

ダイコン

買って来るにも重たく、又冬の必需品のダイコンも自前で準備出来れば助かるはずです。
白菜同様の理由で晩秋から冬にかけて収穫する作型が家庭菜園では一般的です。
ダイコンは移植できないので種を直蒔きしますが、適期は短いので注意が必要です。
早過ぎれば残暑で生育障害、遅すぎれば生育しきれず細いまま冬を迎える事になってしまいます。

玉ネギ

玉ネギは一年中使う食材ですので何が無くてもこれだけは作りたい野菜です。
10~11月上旬に苗を植え付けて翌年の6月中頃に収穫します。
栽培期間は冬を挟んで少し長いですが長期の保存性があり自給自足を図るうえで存在感のある野菜です。
時期になれば苗はいくらでも手に入りますが、自分でも種から育苗出来るので栽培量が多い場合は育苗した方が良いでしょう。種蒔きから定植迄の育苗期間は55日位が最適と言われています。

長ネギ

必要度、美味しさ、栽培の難易度から長ネギの栽培は冬どり栽培がお勧めです。
6~7月上旬に苗を植え付けて11~12月にかけて収穫です。
苗を買って植え付ければ一番簡単ですが、自分で育苗する時の種蒔きは4月初めに行います。

ジャガイモ

ジャガイモの魅力は栽培期間の短さと保存性ですが、栽培も比較的簡単です。
自給自足の為には玉ネギと並びその重要性は2トップかもしれません。
3月末に種イモを植え付けて6月末に収穫出来るジャガイモは長期の保存性と共に本当に優れた野菜だと思います。
慣れない人は丈夫で安定した収量が見込める男爵という品種が良いかもしれません。

ニンジン

思ったより以外と使う事の多いニンジンは栽培スペースも多くは要らないので作っておけば重宝します。
早春種蒔きと夏の種蒔きで年2回栽培出来ますが、1回目は暖かくなってからの収穫で保存が難しいので少な目の栽培とし、寒くなってから収穫する2回目は少し多めの感覚が良いでしょう。

トマト、ナス、キューリ

家庭菜園では夏物3点セットとも言えるトマト、ナス、キューリは他の野菜が暑さで栽培出来ない時期の中で無くてはならないものです。
これらの実物野菜は葉物野菜と比べ収穫期間も長いので、気に入った品種をいくつか組み合わせて栽培する事で秋物の収穫迄の間食卓を賄う貴重な存在となります。

保存可能な野菜

収穫後ある程度の期間は保存しながら使う事が出来る野菜です。
一般的に野菜の収穫適期は実物以外はそれほど長くはなく、又収穫後はたとえ冷蔵庫を使ったとしても1週間内外で使い切る必要があります。
その中で保存が出来る野菜は無くなるまでは何時でも使う事が出来る訳ですのでとても頼りになる存在だと思います。加えて買いに行かなくとも常に手元にあると言う便利さもあります。
該当する野菜の種類としては先に挙げた必要度の高い野菜とほぼ重なっているので好都合ですね。
逆に考えればそのような野菜が主として使われる食文化になったと言う事でしょうか?
家庭菜園で自給率を上げるには使用頻度が高くて保存可能な野菜の栽培無くしてないと言えるかもしれません。
下表が代表的な野菜のわが家に於ける保存の仕方とおおよその期間です。最後にかけては芽が出始めるなどの品質の低下に注意しながら消化しています。

野菜名 収穫期 保存方法と期間
玉ネギ 6月中旬 冷涼で雨の当たらない場所で吊り玉又はコンテナ。2月末位迄
ジャガイモ 6月中旬 雨と陽が当たらない建物内。秋に芽欠き必要。2月末位迄
ダイコン 12月上旬 砂に埋めて置く。新聞紙で包みビニール袋へ、凍らない建物内。2月末位迄
長ネギ 12月上旬 土の付いたまま新聞紙上に並べ又は段ボール箱に入れ建物内。2月末位迄
ニンジン 12月上旬 ダイコンと同じ
白菜 12月上旬 少し乾燥後新聞紙で包み凍らない建物内。2月末位迄
キャベツ 夏蒔き冬収穫 植えたまま、雪下になっても可。2月末位迄。この時期の作型のみ

成長が早く簡単に栽培出来る野菜

これに該当するものは何と言っても青物と言われる葉菜類だと思います。種を蒔いてから1カ月半~2カ月で出来上がりと言う短期間で収穫出来る上にプランターでも手軽に栽培できるものばかりなので、家庭菜園にはピッタリです。又生育期間に於ける間引き菜を利用する事が出来るのも家庭菜園ならではの特権かもしれません。
これらの野菜を主力となる野菜に加えて栽培する事で家庭菜園での自給自足の形がある程度整うのではないでしょうか。
野菜の種類としては以下のようなものがあります。

野菜の種類 栽培期 備考
小松菜 真夏除き早春~初冬
随時種蒔き可能


最速の成長。半影でも可。比較的暑さ寒さに強い
ホウレンソウ 暑さには弱いが寒さには強い。生食もできる
チンゲンサイ 中国野菜。以外と作り易い
ミズナ 強健で作り易すく大株になる。生食もできる。
春菊 柔らかい茎葉を3回ほど収穫出来る。生食も可能
リーフレタス サニーレタスとも言い新しい葉を繰り返し長く収穫できる。生食が主
サンチュ リーフレタス同様に長く収穫できる。生食が主

一度植えれば数年収穫出来る野菜

野菜には一度植え付ければ数年は収穫出来るものもあります。施肥や刈り取りなどの他は比較的手間もかからずと言うところが良いのかもしれません。
特別な手入れをしたり、又最適な場所で栽培している訳ではないので特に立派なものは採れませんが、家庭で食べる分には全く差し支えない程度のものは採れます。
・アスパラ
株が出来れば毎年アスパラが収穫出来ます。種から育てる場合や小さな苗を植える場合は株が出来る迄年数がかかるので、早く収穫したい場合は大苗を植え付ければ翌春からたくさん採れます。
苗と言っても根株の塊みたいなものですが、春にホームセンターなどで売られています。
・ニラ

一度植え付ければ、施肥などの簡単な手入れをするだけで毎年数回刈り取って収穫する事が出来ます。
3年位で株分けして植え替える事で継続して栽培して行くことが出来ます。プランターにも向いています。植え付けは春が良いでしょう。
種からでも育てられますが本格収穫は翌年からになります。
・ミヨガ

ホームセンターなどでミヨガの根が売られているので春か秋に植え付けておきます。
植え付ける場所は陽ざしの強くない半影の場所が良く、木の下でも良く育ちます。
夏になるとミヨガ(花芽)が地面から出てくるのは嬉しいものです。
プランターでも栽培出来ます。

極少量の栽培でも家庭では十分楽しめる野菜

たくさん食べるものではない香味野菜は僅かなスペースに少し植えておくだけで家庭の消費量なら十分賄えるので、自給自足を目指すならばカバーしたい部分だと思います。
極少量栽培と言う事なので当然プランターでの栽培にも適しています。
・大葉
大葉(青シソ)はたくさんは要らないがあれば買わずに済み重宝します。
一本植えておけば長期間楽しめるのも魅力です。
・ニンニク

少量ながら色々な料理に使う事の多いニンニクは栽培スペースも僅かで済むので栽培しておきたいところです。秋に種球を植え付けて翌年の6月頃の収穫なので玉ネギに似ています。
・セロリ

家庭によって使うか使わないか分かりませんが、好きな人にはお勧めです。
暑さに弱いので少し工夫が必要ですが成功したらきっと翌年も作る人が多いと思います。
・ミツバ

セロリ同様香り高いミツバは買えば少量でも以外と高くてお印程度にしか使えない野菜となっています。自分で作ればプランター一つでもかなりの量のミツバが採れます。
・生姜

ニンニク同様少量でも使う機会の多い生姜も家庭で使う分位なら僅かなスペースで栽培出来ます。
半日蔭が適しているので他の野菜が栽培出来ない場所を使えるのも好都合かもしれません。
・バジル

種から苗を作ってプランターに植え付けたら短期間で収穫出来ます。
乾燥バジルにしておくと重宝します。
・エシャレット、アサツキ

夏に種球を植え付けておけば翌春収穫出来、葉も食べられます。
全く手間いらずなうえに春に収穫した一部を再び種球に使用するので何年でも継続して栽培出来ます。

日常的に使用しないが家庭で栽培出来る野菜

日常的に使用するものではないが、時には欲しかったり、あれば嬉しいと思う野菜で家庭でも簡単に育てられる野菜はたくさんあります。
以下は先に挙げた野菜以外でわが家の菜園で例年栽培している野菜ですが、他の野菜の収穫期の隙間を埋められるので、それなりに役に立ってくれています。

葉物

・山東菜
非結球白菜とも呼ばれており味はまさに白菜菜です。茹でるととても綺麗な緑色の菜で春秋栽培出来ます。
・女池菜、川流れ菜

どちらも早春のトウと新葉を食べる野菜です。秋に植えておけば早春の他の野菜の無い時期に採れるのが魅力です
・球レタス

夏が暑くて冬に降雪のある地域では栽培適期が限定されてやや難しいところがありますが、工夫すれば可能です。収穫適期も短いのでリーフレタスで代用しても良い気がします。
・葉ネギ

早春に畝やプランターに種を蒔いて間引きしながら育てれば、3か月程度で食べられるようになります。
収穫は抜き取らないで根本からカットすると再び新しい葉が展開して収穫出来るので家庭菜園では良い方法かもしれません。この方法なら寒くなるまでに3回程度収穫する事が出来ます。
・モロヘイヤ

夏の間他の青物野菜が育たない時に収穫が続けられるのでとても重宝する野菜です。
春ポットに種を蒔いて苗を育ててから畝やプランターに定植すると良いでしょう。

花蕾物

・ブロッコリー
ブロッコリーは花蕾物3種の中で唯一頂花蕾の他に側枝に付く側花蕾も採れるので家庭菜園向きかもしれません。
春秋とも栽培出来ますが、夏に種蒔きの秋物の方が収穫期も長く簡単です。
ブロッコリーはたくさん植えても収穫適期が重なって取り遅れると花蕾が開いてしまうので適量以上の植え付けは無駄になるかもしれません。
・カリフラワー

ブロッコリーより花蕾は硬めでぼさぼさし難いので急いで収穫しなくとも余裕があります。只日数が経つと少し黄みがかってくるので周りの葉を寄せて日光を遮るようにすると良いでしょう。
大きくて食べ応えがあるので少な目の栽培で良いと思います。
夏の種蒔きと育苗で収穫は晩秋と言う作型が作り易いでしょう。
・ロマネスコ

カリフラワーの一種なので栽培の方法などは全く同じですが、甘みがあり食感も違い、色もきれいな緑色なのでカリフラワーとは違った料理の楽しみ方もあるでしょう。
栽培時期はカリフラワーと同じですが、少し成長期間が長いので寒くなる前に花蕾が大きくなるように種蒔きを遅れないようにする事が大事です。

実物

・ピーマン、パプリカ
どちらも1本植えれば家庭では消化しきれないほど実が成ります。パプリカは赤と黄色を植えたくなるのは人情ですが、その場合はおすそ分けしかないでしょう。
4月末~5月初めに苗を買って植え付けた方が良いでしょう。
・オクラ

暖かくなる5月中旬~下旬に種を直蒔きした方が素直に育ちます。移植に弱いので苗を買って植える時は根鉢を崩さないように注意して行います。
畝にマルチを張る事で初期成育が良くなり、又気温が下がる時期を迎えても長持ちする効果があります。
・ゴーヤ

気温が安定する5月中旬以降に苗を買って植え付けた方が良いでしょう。
採種して育苗も出来ますが多くの苗は不要なので趣味として以外は価値が無いかもしれません。
ゴーヤは長期間にわたって成り続けるので1本あれば十分です。
・ズッキーニ

気温が安定する5月中旬以降に苗を買って植え付けた方が良いでしょう。
ズッキーニは人工授粉が必要なので雄花と雌花が程よく咲くように2本は植えておきたいところです。
・トウモロコシ

ポットに種を蒔いて育苗してから植え付けた方が確実かもしれません。
種蒔きは暖かくなってからの方が保温の必要も無くなり楽ですが、トンネルなどを使って早蒔きする事も出来ます。
・小玉スイカ

家庭で作るなら手ごろな大きさのスイカが数多く成らせることが出来る小玉スイカが良いでしょう。
重量が軽いため棚などに成らせる空中栽培にも向いています。
4月末~5月初めに苗を買って植え付けた方が良いでしょう。
・イチゴ

トウモロコシやスイカと同じで生活の必需品ではないですが、だれでも買って食べているものなので、自分で作る事が出来れば楽しくて嬉しいはずです。
秋に露地の畝かプランターに植え付けておけば翌年の6月頃に収穫出来ます。
苗は自分でも育てられるので2年目からは買う必要もなくなり、増やして行くことも出来ます。

豆類

・枝豆
夏に欠かせない枝豆も家庭で簡単に栽培出来ます。家庭菜園では早生品種と晩生品種は手間がかかったり、栽培期間が長かったりするので、栽培容易な中生種を気温が安定してから栽培した方が確実です。
・インゲン

家庭ではつる無し種の方が長い支柱を立てる必要が無いので手軽に栽培出来ます。
インゲンも気温が低いと発芽しないので、5月中旬以降が心配ありません。
・スナップエンドウ

サヤエンドウと違い皮も食べられるスナップエンドウは今人気のようです。
晩秋から初冬に種を直蒔きし、10センチ程度の苗で越冬させて翌年5月の収穫です。
冬の間は霜や雪から守る為ビニールで囲い、春になったら取り除いて支柱を立て蔓を誘引して育てた方が安心できるでしょう。

根菜

・カブ
家庭菜園で栽培するなら成長段階に応じて小カブから大カブまで採れる品種が実用的です。
春秋種を直蒔きして間引きしながら育てるやり方ですが、暑さが苦手なので秋蒔きの方が簡単で良いカブが採れます。
・サツマイモ

苗が出回る5月に植え付けて秋に収穫します。
蔓が伸びるので畝間を広くしなければならないので場所の確保に苦労しますが、秋の味覚なので少しは植えておきたいですね。

その他

・食用菊
食用菊も好きな人にとっては欠かせない秋の味覚の一つだと思います。
栽培は前年の根株から芽生えた新芽が5月中頃に10センチ程度に成長したら1本づつに株分けして定植する方法が一番簡単な方法ですが、それより少し前に挿し芽しておいた苗を植え付ける方法もあります。
収穫は10月末から11月上旬にかけて満開になった花を新鮮な盛りに摘み採ります。

栽培適量と栽培スペース

家庭菜園での自給自足のポイントは少量(適量)多品種栽培と考えています。
人間は意外と食べないもので少し余計に作っただけで使い切れず、又余計に栽培すればその分スペースを無駄に使う事になります。
その為に栽培適量を実際のわが家の適量から按分して4人家族分として想定してみました。 尚この想定はある程度の多品種の栽培を行う事を前提にした1回分の作付け量です。
想定はあくまでも参考なので、実際の各家庭での必要量を推し量るうえで分かりやすいのは、もしも栽培せずに買ってくるとしたらどれ位買うか? を基に考える事だと思います。
その意味からしたら下表の量は少し多めかもしれず、少なくとも足りなくて買って来る必要は無い量だと思います。

野菜名 栽培適量 栽培スペースcm 野菜名 栽培適量 栽培スペースcm
アサツキ 40~50球 60幅×60 スナップエンドウ 4株8本 60幅×180
アスパラ 2株 60幅×100 ダイコン 30本 60幅×450
イチゴ 20株 80幅×300 玉ネギ 150本 80幅×450
インゲン 4株8本 60幅×100 チンゲンサイ 15株 60幅×80
枝豆 15株15~30本 60幅×250 トウモロコシ 10本 80幅×180
エシャレット 30球 60幅×60 トマト 大玉4本ミニ2本 60幅×350
オクラ 5本 60幅×250 長ネギ 200本 80幅×450
大葉 1本 60幅×50 ナス 8本 60幅×450
カブ 20玉 60幅×200 ニラ 10株 60幅×120
カリフラワー 2本 60幅×120 ニンジン 夏20冬40本 60幅×130~260
川流れ菜 10株 60幅×150 ニンニク 30球 60幅×200
キューリ 2本 60幅×180 葉ネギ 50本 60幅×120
キャベツ 3本 60幅×120 パプリカ 1本 60幅×100
小松菜 20株 60幅×80 白菜 8株 60幅×350
小玉スイカ 2本 60幅×120 バジル 6株12本 プランター角
ゴーヤ 1本 60幅×50 ピーマン 1本 60幅×80
山東菜 20株 60幅×80 ブロッコリー 4本 60幅×250
サツマイモ 5本 60幅×180 ホウレンソウ 20株 60幅×80
春菊 20株 60幅×80 ミツバ 6株 プランター角
サンチュ 8株 プランター角 ミヨガ   100×100
生姜 4株 60幅×150 女池菜 10株 60幅×150
食用菊 20本 60幅×300 モロヘイヤ 8株16本 60幅×150
ジャガイモ 30株 60幅×900 リーフレタス 8株 プランター角
セロリ 2株 60幅×80 レタス 5本 60幅×150
ズッキーニ 2本 60幅×80 ロマネスコ 4本 60幅×250

※栽培スペースとして60㎝幅~80㎝幅の畝を想定していますが、わが家の狭い畑でのやり方なので少し寸足らずだと思います。
尚畑の畝だけでなくプランターで栽培出来るものも多数あります。
※プランター角となっているものは長径52㎝の角プランターを主として使って栽培している野菜です。

参考ー【プランターで家庭菜園

野菜の栽培時期

野菜の栽培時期と栽培方法は地域によって差がありますが、ここではわが家の家庭菜園(新潟市近郊)での例を簡単な図表でイメージしたものを紹介します。

下表は実際の栽培時期のイメージですが、その年の天候により数日程度は前後する事があります。
各野菜の育て方などは【趣味の野菜づくり】【わが家の〇〇〇づくりーで検索】などで参照して下さい。

以上家庭菜園で自給自足する為にはどのような観点から栽培する野菜を選べば良いのか、そしてどの程度の栽培量が適当かを中心に考えてみました。
しかし目的を達成するには栽培して収穫するだけではなく、それを上手に使う事と加工したり保存する事も重要です。
その意味で【家庭菜園で自給自足】には趣味と実益の両面から見てもとても奥行があるように感じています。これからも野菜を作っていく中で学習したいと思っています。
家庭菜園は自給自足以外に運動不足の解消と自然に触れながら新鮮な野菜を食べる事で心身の健康増進には間違いなく為になるはずです。
そのような良い事づくめの家庭菜園ですので、たくさんの人に楽しみを実感してほしいと思います。
尚自給自足は野菜だけにとどまらず、生活して行く中で様々な仕事を自分でやると言うような事も大きな意味で自給自足に入るかもしれません。
この程度の事なら自分でも出来ると言う事を紹介した記事も良かったら参考に眺めて下さい。

半自給自足生活】素人でも何とかなる生活のあれこれ、出来るだけ自分でやって経費節減


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趣味の野菜づくり