趣味の野菜づくり-冬ネギの収穫

野菜の様子
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1月25日雪をかき分けて冬ネギの最後の収穫をしました。雪下キャベツと雪下ニンジンは良く耳にすることが多く、実際雪による痛みもなく、甘味が増してとても美味しいものですが、雪下ネギはあまり聞く事はないと思います。ネギの場合10㎝程度の雪がかかった程度であれば良いのですが、たくさんの雪が降って埋もれてしまったら、地上に出てる部分は曲がったり、折れたりして散々な状態となり、商品価値がなくなるからです。しかし家庭菜園では少し事情が違います。家庭菜園では、最高の収穫時期に全て採りきって消費してしまうことは出来ない為、適期よりも早めの時期から遅めとなる時期迄、少しづつ期間を長く収穫するのが普通です。家庭用と言う事であれば、見た目が悪くて使い物にならないという事もありません。冬ネギの場合も、せっかく作ったのだから、せめて2月位まではあったらいいなと言う気持ちでこんな事をやっています。

冬ネギの収穫について

1.収穫時期

降雪地に於ける一般的な収穫時期は、10月から12月です。積雪期の前に収穫すれば、ネギは寒さに痛まない為、キレイなネギが穫れます。しかし2月迄そのネギを食べようとすると保存に無理があります。鮮度も味も落ちてしまい、場合によってはシナシナ状態になってしまいます。鮮度重視であれば、たとえ雪の下になっても1月中旬以降の収穫があっても良いと思います。但し2月に入るとネギは分げつする準備を始める為、味が悪くなってくるので、遅すぎるのも良くないです。

2.真冬に収穫するには

まず天気の状況を良く見て行う事にしています。積雪が40㎝を超えると収穫作業が大変になり、ネギもかなり痛みます。積雪が多くなりそうなら早めに収穫と言う事も当然考えます。厳寒期の午前中は凍結している日が多く、積もった雪と畑の土も凍みて固くなっています。又ネギも凍って折れやすくなっています。天気の良い日の午後一番あたりに作業するのが一番かなと思います。尚雪で潰れないように雪囲いをする器用な人もよく見かけます。

冬ネギの栽培について

冬ネギの栽培については1.種蒔き

4月の上旬に畑の畝(苗床)に種を蒔きます。プランターでも出来ます。苗を購入せずに自分で育苗する場合です。

2.苗の植え付け

6月中旬から7月中旬に苗を畑の畝に植え付けます。苗を購入するなら早めに入手して植え付けます。

3.土寄せ

成長してネギが伸びるのに合わせて、土を寄せてネギの土中の白い部分を長くする作業です。収穫まで4回ほど繰り返します。

4.収穫

土寄せして盛った土を崩しながらネギを抜き取って収穫します。収穫は10月以降なります。