わが家のバジルづくり

16穴セルトレイに種を蒔いて育苗してからプランターに定植します


家庭菜園向きのバジルの育て方です。バジルの種をセルトレイに蒔いて育苗してから、プランターに定植して育てるやり方です。プランターでの栽培期間を短縮する為に育苗という形にしています。
発芽温度、生育温度ともにやや高いので、連休過ぎまで待ってから種蒔きした方が楽に育ちます。
収穫したら、乾燥バジルやバジルソースなどで保存もできます。バジルは洋ハーブの中でも人気が高く、栽培も種から簡単にできます。

/AomusiGarden

バジルの基本情報

シソ科、適応土壌酸度6-6.5、発芽適温20-25℃、生育適温15-28℃日照-日向から反陰
発芽温度がやや高いので、5月に入ってからの種蒔きが安心です。高温時の直射日光は避けて日陰に

バジルの栽培時期 (わが家での作型)

5月の連休過ぎに種を蒔き6月半ばに定植して1ヶ月後に収穫します。
根こそぎ収穫してしまわずに、庭や花壇などにも植え付けて、必要な都度葉を収穫しても良いと思いますがわが家では一括収穫して乾燥させています。(新潟市近郊)

バジルの育て方 – 栽培のポイント

わが家では乾燥バジルやバジルソースなどに使う為、一括収穫する方法です。

1.育苗はセルトレイに種蒔き
16穴セルトレイがちょうど良い大きさなので使っています。必要な穴数だけ蒔きます。

2.定植はプランター
家庭の自家用ならばプランター1つで十分です。苗が余った時は黒マルチ張の畝に植え付けると成長早く、大量に採れます。加工しておすそ分けしても喜ばれます。

3.ナメクジに要注意
育苗時からナメクジに要注意です。周辺のナメクジは薬剤で退治しておいた方が無難です。とにかくナメクジはバジルが大好物らしいです。

4.葉がきれいな時に収穫
草勢が良くて葉が最もきれいな時を見計らい収穫します。乾燥は茎の付いたまま吊るしておき、ある程度乾燥したら、葉を切り取って電子レンジで仕上げた方が楽です。
葉のみを屋外で乾燥させようとすると、風で飛ばされる事があります。

栽培手順

用具と資材の準備

①プランター

縦520×横342×深さ267の野菜用プランターを使います。この中深のプランターは根の張りの浅いものから、しっかりと張るものまで兼用出来て使い勝手が良いです。わが家の角型プランターは、ほぼこのプランターで統一です。

②16穴セルトレイ

ポリ製の4×4の16穴の種蒔きトレイです。バジルの苗を草丈10cm程度までしか育てないので土の量も十分です。

③苗トレー

苗を販売する際に苗ポットを入れてあるトレーです。お店によっては苗を買った時に使ったものを分けてくれる場合もありますが買っても数十円です。
セルトレイだけでは持ちにくいので、この中にセルトレイを入れておけば持ち運びしやすいです。

④種蒔き培土

発芽しやすく、又生育に良いように土の酸度と肥料成分が調合されていますので必ず新しいものを使います。
古い用土や畑の土では水はけも悪く、病気のリスクもあり、うまく育たないことが多いです。
尚種蒔き培土には素材が細かめで乾きにくいプラグ用とそれよりも粗目のポット用が売られているのでポット用を選ぶようにします。

⑤野菜培養土

草花兼用の培養土もありますが、高級品とはいかなくとも多少良質な野菜専用の培養土を使いたいものです。
赤玉土などの基本用土がしっかりと配合されて保水力、保肥力が優れているものは、再生しながら長く使えます。
新しい培養土を使えば病害虫のリスクが小さくて安心ですが、一度何かを栽培したものは病原菌や害虫の卵など心配も多くなり野菜が育つための養分も失われています。
再利用する場合は事前に日光や薬剤による除菌と殺虫そして失われた養分を補足するなどの土づくりが必要です。
又実際に用土を再利用する際は同じ土に再び同じ野菜や同じ科の野菜を栽培する事の無いように注意する必要があります。

プランター用土の再利用について

⑥鉢底石

水はけを良くする為プランターの底が隠れる程度に敷いて使います。ネットに入れて使えば、土を入れ替えたりする場合土と混ざらずに楽です。

⑦バジルの種

バジルの種、普通のしそ同様細かくて丸い黒色の種で、1袋にたくさん入っているので、一度買うと忘れるほど長く使っています。

種蒔き

①セルトレイに用土を入れる

セルトレに種蒔き培土を8分目程度入れて平に軽く押さえたらジョーロで丁寧に底まで浸みこむように湿らせます。
その際に十分に湿らせたセルトレイと湿らせる前のセルトレイの重さを実感しておくと後々セルトレイの湿りぐあいを見極める時に役立ちます。尚種蒔き培土にはあらかじめバケツ等の容器の中で吸湿させてからポットなどに入れると書いてあるものもありますが、そうでないものについても、同様にした方が最初の水やりの際用土に水が浸みこみ易くなり、乾いた用土をセルトレイに入れるより確実に早く吸湿させることが出来ます。
あらかじめ湿らせる加減は握ってもパサパサと崩れる程度の少量の水で十分です。

②セルトレイに種を蒔く

種をセルトレイの1穴当たり5粒程度重ならないようにバラ蒔きします。残った種はしっかりと保存しておきます。

種子の保存について

③覆土

種が見え隠れする程度に培土で覆土します。バジルは好光性種子の為、覆土を厚くするとうまく発芽しません。

④注水

ジョーロで表面の土も湿らせて種蒔きは終了です。

発芽迄表土が乾かないように、注意しながら発芽を待ちます。発芽してからも適宜水やりをして、水切れと加湿に注意して育てます。置き場は明るい戸外で強い雨に当てないようにします。強い雨で種が流れたり、発芽したばかりの苗が痛みます。

間引き

天気の条件にもよりますが1週間前後で発芽してきます。子葉が展開したら固まって発芽しているところをほぐすように3本残して間引きします。
3センチ程度迄育ったら2本残して間引きし、定植迄育てます。

プランターに野菜培養土をいれる

プランターに鉢底石を敷き、培養土を縁から3センチ程度迄入れます。
新しい培土の時は土を入れてすぐに定植できますが、再利用の土で元肥を入れて調整する場合は、1週間前には準備を終えておきます。

定植

種蒔から約1ヶ月で定植です。セルトレイから出来るだけ根鉢を崩さないようにして苗を抜きプランターに2列×3の6株を植え付けます。1株当たり2本をそのまま植え付けます。
植え終えたらタップリ水を与えます。定植はしおれないように、なるべく午後3時以降が良いでしょう。
苗が余ったらその辺に植えておけば、約20日で収穫出来るので開いた畝があったらとりあえず利用しても良いかもしれません。

収穫

定植後20日程度で収穫できます。根元から切り取り軒下などに吊るして乾燥させてから葉を乾燥バシルとして保存することも出来ます。又バジルソースなどに加工しての保存も可能です。
庭や花壇などに植え付け、必要な都度葉を収穫する方法もあります。

手入れ

※追肥

定植後は2週間に1回1株に軽く1つまみの化成肥料を施します。

病害虫

バジルは青虫もつかず病害虫に悩まされることは少ないですが、ナメクジの好物らしくナメクジが生息していれば必ず食害されます。
周辺のナメクジが生息していそうな場所をチェックして捕殺するか、薬を撒いて駆除しましょう。
ナメクジはプランターや鉢の底、棚下など日中は日の当たらない場所に潜んでいます。
バジルは高温直射日光下よりは午前中日が当たる程度の場所が最適です。

病害虫と対策、農薬についてはこちらをご覧ください

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