くだもの栽培は本当に難しい。虫は付く、病気は付く、木は暴れる、花芽は付かない、実は落ちるなど果物作りはなかなか一筋縄ではいかないもののようです。
プロ農家のようなものは到底無理としても、そこそこのものは何とかして成らせてみたいと言う事で、今年は気合を入れ直して頑張りたいと思っています。
又手入れ作業や観察記なども紹介して行きたいと思いますので、ご意見ご教示頂ければ幸いです。
わが家で栽培とは言えないまでも植えてある木
柿、リンゴ、みかん、ぶどう、梅、キウイフルーツ、さくらんぼ、ブルーベリー、ボイセンベリー
たくさんあるように見えるかもしれませんが場所を取らないように皆小さな木と鉢植えです。
柿
栽培品種と形態
平核無柿、おけさ柿や八珍柿とも言われる渋柿で完熟しない硬いうちに収穫してアルコールなどで渋抜きして食べますが、種が無く非常に甘くておいしい柿です。地植えにしています
改善目標
枝が少し間延びしてきたのでコンパクトに切り詰める事と枝数を少なめにして日照を改善して大き目の実を成らせる事。
数を多く採る気持ちからつい枝数が多くなることは分かっているのだが。
手入れと観察記
令和5年11月下旬 剪定
少し早いと思いながらも、葉も無くなったので剪定。
木が少し大きくなり過ぎた事と枝が混み過ぎて日照が悪くなり小さな実が多くなった事から、コンパクトな樹形で日当たり、風通しを良くして数は少なくても良質の柿の収穫がしたい。
そんな思いを以前から持っていたので待ちきれずに切ってしまいました
令和6年5月下旬 剪定
昨年の強剪定のせいか徒長枝が猛烈に吹いて上空目指して伸びており、中には枝元に実がついてるのもあり、そのような枝は実の先2-3節目からカット。
さらに全体的に見てみると、昨年あれほど剪定したにも関わらず、枝葉が吹いたらまだまだ混みすぎの為、実の付いていない枝を中心にカット。この時期にこんなに切って大丈夫なんでしょうか?。
令和6年7月上旬 剪定
またもや徒長枝が伸びだしたので木の形も考えて、枝元や枝の真ん中あたりでカットしてみました。
木の内部にかなりのエネルギーが溜っているような感じです。
7月9日
柿の実も少し大きくなってきました。それにしても毎年生理落下でたくさんの実が落ちるのに、今年は全く落ちませんでした。成っている数が少ないからなんでしょうか?。固まっているところもありますが、摘果せずにこのまま育ててみようと思います。
令和6年10月17日 収穫
まだ青みが半分残った状態ですが、アルコールで渋抜きしたり、干し柿にしたりするには柔らかすぎるよりも良さそうなので全て収穫しました。
収穫前はあまり成っていないと思っていましたが、結果は逆で大量収穫だったのでびっくり、只摘果していないので小さめな実になっています。
やはり数は少なくともキチンと摘果して育てる事が大事だと実感しています。
リンゴ
栽培品種と形態
ふじと津軽そして矮性ふじの3本の地植えとアルプス乙女を鉢植えにしています。
矮性ふじとアルプス乙女には津軽の接ぎ木枝あり
改善目標
先に植えたふじと津軽が斑点落葉病できわめて花付き不良。薬剤予防徹底の効果が出てきたのか芽吹きと葉の状態が良さそうなので今後に期待です。
矮性ふじの方は年数が浅く木は小さいが、初めから枝配りも良かったと見え花付き、実付きともに順調で接ぎ枝の津軽ともども収穫が楽しめるようになりました。
木を充実させながらコンパクトを維持したいです。
鉢植えのアルプス乙女はこれまで数個しか成らなかったが今年は花が多数付いたので期待しています。
あとリンゴで困っている事は津軽が熟す前に落果する事ですが、地域的に難しいのかもしれません。
手入れと観察記
令和5年12月 剪定
ふじと津軽は枝が混みすぎた事から日照不足と風通しの悪化で斑点落葉病に罹患してここ数年は実成がさっぱりの為、思い切り枝抜きを行いました。津軽は花芽が確認できますが、ふじはあまり期待できない感じです。
矮性ふじの方は暴れていないので切るところは僅かですが、来年花を期待できる芽が多数確認できます。
鉢植えのアルプス乙女は伸び過ぎた枝先を切り詰める程度にしておきました。花芽は多少ついてる程度です。
2月18日
津軽の花芽が少し膨らんでいるように見えます。
今年は少し成るかもしれません。
4月23日
リンゴの花が開き始めました。写真は早生の津軽ですが、リンゴの花はいつ見ても清楚で優しそうで癒されます。
令和6年4月下旬 開花~着果
予想どおり矮性ふじは花がびっしり、津軽とアルプス乙女はそこそこ、ふじの方はぽつぽつの状態です。病気を徹底的に抑え込んで再び来年に期待です。
5月10日
矮性ふじの着果の様子です。これから一か所に一個の実を残して切り落とします。木が小さく力が無いので場所によっては全て切り落として成らせないようにします。
鉢植えのアルプス乙女はたった一個の着果、自家受粉すると思っていたのに違うんでしょうか?。
5月25日
矮性ふじの実が少し大きくなってきました。接ぎ枝の津軽を含めて80個以上の実が小さな木になっているので成長の悪そうな実は落とす必要があるかもしれません。
収穫期の11月下旬まではまだまだ先が長いですが、その分長く楽しめると思うようにします。
令和6年6月中旬 剪定枝抜き
実成りを数えてみると津軽が30以上、ふじは僅か7個しか成っていません。
あれだけ枝抜きしたのに良く見てみるとふじはまだ枝が混みあっている感じを受けたので、この際ダメ元のつもりで再びバッサリと枝抜きをしました。
春から予防を徹底しているので今のところ病気の兆しは無いようですが、果たして来年の花は付くんでしょうか?。
7月9日
早生の津軽は晩生のふじと比べて成長が早くだいぶ大きくなりました。
互いの受粉木として開花期は同じなのに不思議です。
8月3日
津軽が大きく成長しましたが、例年のごとく青いうちに落果し始めました。
今年は特に暑いせいか落果が早いようです。
そこで今年は初めてヒオモンという薬剤を散布して見ましたが、本当に落下は止まるんでしょうか。
8月18日
ヒオモン散布後落果が止まり、しかも色づき始めました。
驚きと不思議しかありません。
当地では暖か過ぎて真っ赤になる事は無いそうですが、食べてみるとすでにリンゴになっています。
9月7日
これ以上赤くはならないようなので最後の収穫をして見たところ、すでに熟し過ぎのようです。
早く収穫した時の方が果肉も硬めで甘酸っぱくて美味しかったので、来年は気を付けます。
10月2日
真夏の直射日光でふじリンゴが日焼けして、どうなるのかと心配していましたが、最近になって日焼け部分から割れて落下しています。
日当たりの良い場所に付いた良い実が多くやられています。
初めての経験でよく分かりませんが、次は寒冷紗で日除けしてみます。
10月11日
ふじが少しづつ色づき始めました。
落果も止まりまだ50近く残っていますが、小さな木にたくさんの実を付け過ぎたのか全体的に小ぶりなリンゴになってしまいました。
来年は欲張らない摘果を心がけたいと思います。
みかん
栽培品種と形態
宮川早生という品種の鉢植えを買って数年そのまま育てていましたが、その後地植えに。
改善目標
みかんの最大の悩みは隔年結実でしょうか。たくさん成った翌年は必ず不作という繰り返しです。
剪定と摘果で対処するんでしょうか?今年は着果枝が多そうなので少しいじってみます。
手入れと観察記
令和5年12月上旬 みかん防寒防雪対策
雪国の新潟ではみかんの栽培は北限かもしれません。極寒の時期は落葉,枯死の危険もあるので寒冷紗を木に巻き付けるようにして防寒と防雪対策をしています。
2月29日
もうすぐ3月、今年はもう雪がなさそうなので間もなく寒冷紗は外せそうです。
令和6年5月中旬 ミカンの花満開
今年が表年のミカンの木は期待通りたくさんの花を咲かせ、周りは独特の香りに包まれています。
5月12日
ミカンの花が開き始めました。
今年は花がビッシリと付いてるので豊作が期待出る感じです。
来年の為にどこかを切った方が良いのか全く分からない状態です。
実の付いていない新しい枝は見当たりません。
令和6年6月中旬 ミカン着果
おびただしい数の生理落下も終わりミカンが着果しました。
6月21日
生理落下の盛りの頃は全部落ちてしまうのではと思う程でしたが、自然は良く出来ているもので、ちょうど良く留まっているのが不思議です。
令和6年8月中旬 ミカンの実肥大中
ミカンの実がかなり大きくなって枝が重みで垂れ下がっています。
8月19日
今年は表年らしく多数の実が付いており、来年もならせる為には何処をどのように剪定するのか全く分からない状態です。
実が付いてなくて来年期待できそうな枝も見当たりません。
来年はお休みの予感がします。
10月11日
ミカンがかなり色づいてきました。
昨年不作だったので今年はかなりの豊作ですが、来年は再び不作かもしれません。
まだしばらく暖かそうなのでもう少し熟してから収穫します。
10月28日
上部の日当たりの良い場所の実がほぼ黄色になったので軟らかくならないうちに収穫。
10日前位からまだ半分青いミカンを食べ始めていますが、意外とその方が美味いような気もします。
ぶどう
栽培品種と形態
品種不明のマスカットに近いあめ色のぶどうですが、実付きは良い方です。かなりの古木ですが未だ樹勢は旺盛です。
数年前に植えたシャインマスカットはまだ初成りをしていませんが、今年はどうでしょうか。
どちらも地植えですが限られたスペースで苦労しています。
改善目標
古木の方は房数よりも品質をすこしでも良くしようという事で枝抜きと切り詰めを行って大分すっきりしたので今年はどうなるか楽しみです。
風通しと日当たりも良くなると思うので黒糖病の防除にも良いかもと思っています。
手入れと観察記
令和6年4月中旬 芽吹き
品種不明君、シャイン共に無事に芽を吹き始めました。あんなに切り詰めた枝から芽吹くとは、改めてぶどうの耐寒性と丈夫さには驚きです。
4月25日
品種不明君の芽も伸びだしてきました。
改めて見てみると何か変な枝配りですが、もともと枝配りなんかしてない木なので、今後少しづつ直していくしかないのでしょうか。
令和6年6月上旬~中旬 開花、着果、ジベレリン処理
6月1日に満開となったので1回目のジベレリン処理を行い、その後房の形を整えてから6月14日に2回目のジベレリン処理を行いました。
品種不明ですが一応中粒種と言う事で説明書通りに毎年やっているのですが、種は無くなってくれません。ただ種が少なくなって実が大きく甘くなるようです。
6月21日
品種不明君の実がずいぶん大きくなりましたが、房の先端を切り過ぎたのかズングリ形になってしまいました。
もう少し摘粒した方が良いのか加減が分かりません。
6月23日
シャインマスカットに初めての実が1個付いています。
とても貧弱な実ですが、ブドウになるのかな。
来年に期待します。
令和6年6月下旬 袋掛け
たいしたブドウでないのに大げさで恥ずかしいのですが、病気予防のため袋を掛けました。
雨が続くと病気が多発するそうなので、梅雨入り前に天気を見計らって予防してから袋掛けしたので良いタイミングに恵まれました。
7月9日
雨が降り続いていますが、袋の中のブドウは大丈夫でしょうか?。それにしても成らせすぎ、枝の混みすぎで笑われそうな感じです。
あんなに枝抜きしたのに吹いた芽をたくさん育て過ぎたようです。
欲張りは禁物ですがついやってしまいます。
9月7日
品種不明君の収穫。
やはり種が少し残っています。
ジベレリン処理は丁寧にやったのに。
9月7日
初成りのシャインマスカットが採れました。
一粒食べてみたら甘かったので採ってみましたが、どこで時期を判断するのかよく分かりません。
来年が楽しみになってきました。
梅
栽培品種と形態
品種名を忘れてしまいましたが梅干しとか多用途に使えるものと花見主体のものと2本地植えにしています。
花見用の梅は着果は極めて悪いのですが、大きくてきれいな梅が成るので特製の梅酒用にします。
改善目標
梅干し用の木の枝が古く細かくなりすぎて活力が落ちてきたので、強剪定しながら枝を更新する予定です。肥料を効かせる必要もあるのかもしれません。
手入れと観察記
令和5年12月上旬 剪定
夏季の頃から葉色も悪くて気にしていた実梅ですが、いざ剪定しようとすると枝先が枯れたり弱ったりしている枝が多数見受けられます。
梅は強剪定しても大丈夫との事ですが、木が弱っている為に今回は枯れ枝と不要枝の枝抜きを中心にして必要な枝は先を摘める程度にしておきました。
強剪定と木のコンパクト化は樹勢の様子を見ながら行うつもりです。
2月18日
弱った枝先に付いた花芽が膨らんできましたが、活力を感じられません。
昨年の猛暑と渇水が影響しているのかもしれません。
今年の実は期待していませんが良い枝が吹いてくれると良いのですが。
3月18日
梅が8分咲きとなりました。
花も小さく勢いが無い感じに見えます。
今年は間違いなく不作でしょう。
5月10日
実梅が成っていますが疎らな着果です。
それでも葉は元気よく展開しているので、今夏は気を付けながら見守りたいと思います。
令和6年6月上旬 収穫、剪定
実梅は案の定の大不作で2Kという燦燦たる結果に終わりました。
庭の花梅の方は水やりのせいか樹勢旺盛で徒長枝が長く伸びている状態なので剪定を兼ねて収穫したらいつものように大きな梅が2Kほど採れました。
そんな事で今年は梅干しはお休みとし、梅酒と梅ジュースのみとなりました。
キウイフルーツ
栽培品種と形態
雌木ヘイワード、雄木トムリという一般的な品種を地植えにして単管棚に誘引しています。
改善目標
狭い棚のうえ最初から枝配りがでたらめだった為に非常にゴチャゴチャ状態です。
いまさら理想通りの枝配りには改作出来ないと思いますが、毎年様子を見ながら改善して棚の中央部にも良い実を成らせたいです。
手入れと観察記録
令和6年1月上旬 剪定
昨年あまりにも枝が混み過ぎて棚の中央部に良い実が成らなくなったため、幹なのか枝というべきか良く分かりませんが、2本のうち1本を切断しました。
しかし良く見てみると良い実が成りそうな元気な枝は棚の外側に伸び、中央部は貧弱な枝のみで、中央部にも元気な枝を配置するのはなかなか難しそうです。
1月5日
放任状態の木なので何が何だか分からない中でとりあえず太いのを一本切除しましたが未だこんな感じです。
次はどこかを摘めて枝を吹かせるか適当な枝を誘引するかして中央部に良い枝をと考えているのですが、簡単ではなさそうですね。
2月18日
キウイの花芽がたくさん確認できます。キウイはこの芽から吹いた枝に花を咲かせて実を成らせます。
令和6年5月下旬 開花~着果
キウイフルーツの花が咲き、花が散った後に小さな実が成っています。キウイは人工授粉をしなくても自然に着果してくれていつも安心して見ていられます。
5月25日
キウイの花がほぼ満開になっています。
中央に子房のふくらみが見えるのでこれは雌花ですがとなりには雄花も咲いています。
キウイは雌花だけ咲かす雌木と雄花だけ咲かす雄木があり、相性の良い品種をカップルにしないと実が成らないとのことです。
令和6年6月下旬 剪定枝抜き
この時期にやって良いのか分かりませんが、棚中央部の弱い枝に付いた実を枝ごと切除し、同時に実の付いていない枝も全て切り落としてみました。
その結果だいぶ陽も差すようになったので、今後は何とか良い枝を棚の中央部にも配置出来ればと思っています。
7月9日
実も大分大きくなってキウイらしくなってきました。
摘果もやったつもりですが、どの程度残せば良いのか良く分かりません。
それにしても棚の端に元気が集中し過ぎていますが、摘果同様もったいないと言う気持ちが勝ってなかなか切り詰められません。
果樹はもったいなさを捨てて思い切りが肝心のようです。
さくらんぼ
栽培品種と形態
以前佐藤錦とナポレオンという品種を植えて少しは実が成っていたのですが、片方が虫害で枯れてから成らなくなりました。
残ったのがナポレオンと勘違いして同じ佐藤錦を枝接ぎしましたが成る訳が無くそのまま年月が過ぎてしまいました。
間違いだった事に気づき令和5年の春にナポレオンを枝接ぎしたので今後どうなっていくのか楽しみにしています。
鉢植えの佐藤錦も育てていますがこちらも実が付きません。
改善目標
結実しないのは未受粉が原因かそれとも木の栄養状態や剪定などに原因があるのか良く分かりませんが、色々と試しながらいつかは赤い実がビッシリと付いたさくらんぼの木を見てみたいと思っています。
手入れと観察記
令和6年3月中旬
サクランボは厳寒期の剪定は木が傷むらしいので、この時期に剪定をしました。
どうせ成らない木なのでこの際思い切りよく枝数を減らし日当たりを良くしてコンパクトな樹形としてみました。
昨春木の上部に接いだナポレオンは3本の枝に分かれ、枝元には花芽も少し付いているので、数粒でも着果してくれないかなと淡い期待をしています。
昨年の接ぎ木成功に味をしめ、鉢植えの佐藤錦にもナポレオンを接ぎ木して見ました。いろいろ試して見るのも楽しいです。
令和6年上~中旬 来年に期待
例年花だけは楽しませてくれるサクランボですが、今年は多少受粉したような感じを受けました。
接いだナポレオンの枝の近くの佐藤錦の枝に10粒ほどの実が落ちずに太っているのを発見したので、防鳥網を掛けて見守っていたら、なんと紛れもない佐藤錦の収穫となりました。
記念写真を撮るのを忘れたのが悔やまれますが、来年に期待がつながるだけ良いかなという感じです。
鉢植えの佐藤錦の接ぎ木も成功したと見えて枝葉が展開しており、こちらも面白くなりそうです。
ブルーベリー
栽培品種と形態
品種名は全く忘れてしまいましたが、耐寒性のあるハイブッシュ系の品種には間違いないはずです。
大実系のものとそれより少し小粒のもの2種類を果物鉢で5株育てています。
改善目標
ブルーベリーは難しい手入れを知らなくとも毎年たくさんの実を成らせますが、木の丈が高くなりすぎました。
低い位置でたくさんの実を成らせるにはどうしたら良いか考えてみます。
古い幹を途中で切断したらそこから芽吹くのか、それともシュートが出やすくなるのかやってみないと分かりません。
新しいシュートはある程度の場所で切り戻せばそこから枝が吹いて丈を低くする事が出来そうな感じがしますがどうでしょう。
手入れと観察記
2月18日
花芽がが大きく目立つようになってきました。
丈が伸びすぎて、弱った枝や不要な枝が増え、植替えの必要もありそうです。
令和6年5月上旬 開花、着果
冬の頃の花芽を見ると少なくて今年は不作ではと毎年感じるブルーベリーですが、意外とたくさんの花を咲かせ実を付けてくれます。
又花は全て実となって無駄花も無いようなので比較的栽培は簡単ですが、ヒヨドリと尾長の防除には手を焼いています。
この鳥は果実ならともなくその前の花迄ついばむので始末が悪く、防鳥網を長期間掛けなければならないので本当に困りますね。
5月10日
花が散りながら実となっています。
防鳥網は花の時期から掛けています。
枝先がぐんぐん伸びて網を突き抜けるので、適宜切り詰めていますが、剪定の時期と箇所が良く分かりません。
今付いている実や来春の着果の支障にならない方法はあるのか、一部成らせずに枝を育てるようにするのかな?。
6月24日
鉢植えながら毎日この程度の収穫が出来て今が盛期のようです。
毎日尾長がやってきてギーギー泣いてますが網があるので中までは入れませんが、たまに足を網に絡ませながらも網から飛び出た実をついばんでいくしたたかさにはびっくりします。
ボイセンベリー
栽培品種と形態
通販で買った鉢植えを垣に沿わせるように植え付けました。極狭のスペースですが毎年実を付け楽しませてくれます。品種は分かりませんが買ったときはボイセンベリーとしか書かれていなかった気がします。
改善目標
場所が良くないせいかもしれませんがカイガラムシが付いて枝枯れする事が多いので、予防と剪定に留意することが必要かと思っています。
新しいシュートが出たら新旧交代してあげる事が大事な様です。
手入れと観察記
令和5年12月上旬 剪定、誘引
垣に上中下と3段に主枝を配置していましたが、枯れそうな1本を切除して2段に主枝を止め直しました。
2段の方が間隔も広く取れすっきりして良さそうです。
令和6年4月下旬 剪定
冬の間に傷んだ枝や花芽の無い枝を取り除きスッキリさせました。あとは開花を待つばかりです。
5月18日
開花が始まりました。
狭い場所なので僅かな量ですが、家庭で使う程度ならちょうど良い位です。
用途はジャムです。
6月21日
実が少し赤く色づき始めました。
ボイセンベリーはこの後熟すと黒色となりますが、時期としてはブルーベリーが終盤を迎える頃となるのでまだまだ先の事です。
ボイセンベリーは尾長が見向きもしないので防鳥網なしで行けるところが楽ですね。
7月9日
本当はもっと真黒くなれば完熟なんですが、完熟した実は油断してるとすぐに落下してしまいます。
ジャムならこの程度でも十分使えるので晴れの合間に採った方が良いかもしれません。
花ゆず
栽培品種と形態
花ゆずというだけで品種は分かりませんが、鉢植えで10年以上育てています。
改善目標
園芸店で見ると小さな鉢植えでも多くの実を付けて葉も濃緑で元気なものばかりで感心させられます。
自分のはと言えば葉は半分落葉し残りも黄緑でいかにも元気が無く、これでは実の付きようがありません。
一昨年は20個ほど収穫したのですが、昨年はゼロ、今年は花も咲かないような気がします。冬場の寒さで傷むのか、それとも他に原因があるのか分かりませんが、とにかくはこれから樹勢を回復させて今冬は工夫して少しは暖かく過ごさせようと考えています。
手入れと観察記録
令和6年3月中旬 剪定
剪定と言っても枯れ枝切りです。
冬の間ビニールで囲って雪のあたらない屋根下に置いたのですが、これだけでは無理でしょうか?。
葉が全て落ちてしまった枝や枯れた枝もあり又かろうじて残った葉も黄色みをおびて全く元気がありません。
悪いところをこの際切ってしまって新しい芽が吹く事を期待するしかないみたいです。
7月11日
今年は花も咲かず、もちろん実も付いていませんが、一頃よりか幾分葉色が回復して新しい葉が出ているところもあります。
しかし中間より上部は葉が小さくて活力が無く、新しい芽が吹く兆しが見えません。
来年の花は無理なのか、そもそもこの木は回復可能なのか?気長に世話するしかないですね。