サンチュはリーフレタスと同じレタスの仲間、育て方は全く同じです。丈夫で病害虫にも強く育て易いうえに年に何回も栽培出来るので家庭菜園では重宝します。種蒔き、育苗から始めれば、他の野菜づくりをする際の大きな経験にもなりますので、初めて作る野菜としてはリーフレタス同様、一番におススメしたい野菜です。我が家のサンチュづくりはこんな感じでやっています。
/AomusiGarden
サンチュの基本情報
キク科、適応土壌酸度PH6-6.5、生育適温15-20℃
レタス類は比較的、冷涼な環境を好むので、真夏は避けます。
栽培時期(わが家での作型)
①早春蒔き
種蒔き3/7、定植4/18、収穫5/上~を標準としています。種蒔きから育苗中期までは低温のためにビニールトンネルの中での管理になります。次の春蒔き同様に収穫期間が長く約1か月半も楽しめます。
②春蒔き
種蒔き4/20、定植5/20、収穫5/末~を標準としています。簡単に栽培出来て長く楽しめます。
③夏蒔き
種蒔き8/15、定植9/10、収穫9/中~を標準としています。春まき同様簡単に栽培出来て長く楽しめます。
④秋蒔き
種蒔き9/8、定植9/30、収穫10/中~を標準としています。気温の低い日はビニールをかけて保温してやる場合もあります。
サンチュ-栽培のポイント
わが家の家庭菜園でのサンチュ栽培のポイントです。
1.直蒔きはせずに育苗してから定植する
40連結ポットで必要数をその都度育苗してからプランターに定植します。育苗中はプランターを使わなくて済むので、栽培計画に余裕が出来ます。
2.栽培はプランターで行う
プランターの方が根切り虫などの土中害虫などのの被害も受けにくく、又土の跳ね返りも無く、綺麗なサンチュが穫れます。
3.夏と冬を除き常時栽培
春と秋2回づつ連続で栽培します。先に植え付けたものが収穫中に次のものを定植しますので、一時は収穫期がダブります。リーフレタスとサンチュのプランターで彩りも良いサラダ用菜園が出来ます。
4.収穫は成長した葉を摘み取り
大株になってから刈り取ってしまう収穫方法もありますが、家庭菜園では成長した外葉から必要分を摘み取る方が新鮮なサンチュを長く楽しめます。
栽培手順
用具と資材の準備
①プランター
縦520×横342×深さ267の野菜用プランターを使います。根の張りの浅いものから、しっかりと張るものまで兼用出来て使い勝手が良いです。
②40連結ポット
8×5列で40個つながっている角ポットです。種蒔きから定植するまで育てられ、用土も比較的少なくて済み経済的です。家庭菜園ではあらかじめ切り分けておいて必要な数だけ使うようにするのが便利です
③ポットトレー
40連結ポットが丁度良く収まるように出来ています。ポットが固定できるので風にも飛ばされず、持ち運びも楽です。ポットの底穴から用土も漏れにくいです。
⓸種蒔き培土
発芽しやすく、生育に良い調合になっています。必ず新しいものを使います。古土や畑の土では水はけも悪く、失敗のリスクが大きくなります。
⑤野菜培養土
野菜専用の培養土を選びます。草花と兼用のものより用土の質と肥料成分がより適したものとなっています。
⑥鉢底石
水はけを良くする為プランターの底が隠れる程度に敷いて使います。ネットに入れて使えば、土を入れ替えたりする場合に土と混ざらずに楽です。
⑦サンチュの種
種蒔き
プランターに直蒔きよりも、プランターでの栽培期間が短縮できるので、育苗という形をとっています。この方法では定植後10日~2週間で収穫が始められるので、プランターの運用が非常に効率的になります。
①ポットに用土を入れる
トレーにポットを必要数並べて種蒔き培土を8分目程度入れて平にかるく押さえます。ジョーロで丁寧に底まで浸みこむように湿らせます。尚十分に湿らせたポットと湿らせる前のポットの重さを実感しておくと後々役立ちます。尚培土にはあらかじめバケツ等の容器の中で加湿してからポットに入れるタイプもありますが、そうでないタイプの物でも同じようにすれば、最初の水やりの際、水か浸みやすくなって楽です。乾いた用土をポットに入れるよりも確実に吸湿させることが出来ます。
②ポットに種を蒔く
種を1ポット10粒程度重ならないようにバラ蒔きします。残った種はしっかりと保存しておきます。レタス類の種は特に長持ちします。
③覆土
種が見え隠れする程度に培土で覆土します。レタス類は向光性種子の為、覆土を厚くするとうまく発芽しません。
④注水
ジョーロで表面の土も湿らせて種蒔きは終了です。
発芽迄表土が乾かないように、注意しながら発芽を待ちます。発芽してからも適宜水やりをして、水切れと加湿に注意して育てます。置き場は明るい戸外で強い雨に当てないようにします。強い雨で種が流れたり、発芽したばかりの苗が痛みます。
保温
3月中での種蒔きだけは気温が低い為、発芽させるにはビニールトンネルなどでの保温が必要です。桜の花が咲く頃には必要でなくなるのでトンネルから出します。その他の時期での種蒔きは保温は不要です。
間引き
天気の条件にもよりますが7日前後で発芽してきます。子葉が展開したら固まって発芽しているところをほぐすように4本残して間引きします。
2センチ程度迄育ったら2本残して間引きし、定植迄育てます。
プランターに野菜培養土をいれる
プランターに鉢底石を敷き、培養土を縁から3センチ程度迄入れる。
新しい培土の時は土を入れてすぐに定植できますが、再利用の土で元肥を入れて調整する場合は、1週間前には準備を終えておきます。
定植
種蒔から約1~1.5ヶ月で定植です(早春蒔きは寒さのため日数を要します)。ポットを逆さにするようにして苗を抜きプランターに2列×4の8株を植え付けます。1株当たり2本をそのまま植え付けます。
大株にして収穫したい時は4株にしておきます。植え終えたらタップリ水を与えます。
収穫
定植後10日~2週間程度で1株1本を根元から切り取って収穫します。まだ小さいですが十分食べられます。1回得した感じですね。残した8本については成長した葉から順次利用していけば長い期間楽しめます。葉の展開が少なくなり、先細りになってきたら収穫終わりです。このタイミングで次の苗が定植できれば切れ目のない連続栽培となります。ちなみに4人家族としたらプランター1個で十分です。
同じ方法でリーフレタスを1プランター栽培しておくと、いつも生野菜が絶えず彩も楽しめます。
手入れ
※追肥
発芽後3週間位に1ポットに化成肥料5-6粒、定植後は2週間に1回1株に軽く1つまみの化成肥料を
施します。化成肥料の代わりに野菜用の液肥でも構いません。
※病害虫
サンチュは青虫もつかず病害虫に悩まされることは少ないですが、ナメクジには要注意です。
周辺のナメクジかが生息していそうな場所をチェックして捕殺するか、薬を撒いて駆除しましょう。希にヨトウムシが付くことがあるので、その時は株元の土をほじって探すか、夜懐中電灯で照らして探します。生野菜の収穫中は薬は使用できません。