わが家のレタスづくり

結球レタスはサラダ用生野菜の必需品なので家庭菜園でも欠かせない野菜です。採りたてのパリパリした食感は最高です。我が家でのレタスづくりはこんな感じでやっています。

/AomusiGarden

レタスの基本情報

キク科、適応土壌酸度PH6-6.5、連作(2年程度空ける)、発芽適温15-20℃、発芽可能4℃~
生育適温15-20℃

暑さに弱いうえに、高温長日にあうとトウ立ちする性質があるので、夏植えは出来ません。

栽培時期(わが家での作型)

レタスは暑さが苦手なので早春の3月に種蒔きして暑くなる前に生長させる作型と8月半ば頃に種を蒔き、涼しくなる時期に成長させる作型の2回栽培しています。高温長日でトウ立ちするので栽培時期には気をつけます。(栽培ごよみ参照)

①早春蒔き

種蒔き3/7、定植4/18、収穫6/上~を標準としています。寒い時期なので育苗はビニールトンネルの中で管理しています。保温して早く発芽させることと、高温の日もあるのでトンネルの裾を上げて温度管理に失敗しないことがポイントです。

②夏蒔き

種蒔き8/15、定植9/10、収穫10/20頃~を標準としています。トウ立ちの心配もなく又寒くならないうちに育ちますので、簡単に作れる時期だと思います。

レタス-栽培のポイント

わが家の家庭菜園でレタスを自給できる程度に栽培するポイントです。

1.苗は必要数だけ自家育苗する
苗づくりは40連結ポットがジャストサイズで、種蒔きから定植するまで育てる事が出来ます。必要な本数の苗を適宜育ててから定植します。早春蒔きはトンネル内での育苗です。
2.種は当然余るので保存する
捨てるのは気が引けます。わが家の育苗数では2年分はあるので保存して使っています。
3.元肥は控えめ、追肥で調整
レタスは元肥を控えめにし、外葉が巻き始めるころに追肥しています。
4.病害虫の防除
レタスはアオムシが付かないだけ害虫防除は楽です。たまに夜盗虫や植え付け直後に根切り虫の被害を受けることがある程度です。只ナメクジには十分注意して株本や周辺に生息させないようにします。ナメクジはレタスの内部まで食害するので食用にならなくなります。
5.収穫
玉がしっかりと巻いて程よい硬さになったら収穫します。他の野菜でも同じ事が言えますが、家庭菜園では消化しきれず、採り遅れになることが多いので、早めに収穫をし始めた方が利口みたいです。

栽培手順

用具と資材の準備

①苦土石灰

雨で酸性に傾きやすい土壌を、アルカリ性の苦土石灰を混入することで酸度の調整をします。又カルシュームとマグネシュームの補給にもなり、これら微量要素の欠乏による生育不良を防止します。苦土石灰には粉状と粒状がありますが、粒状は風に舞う事が無いので、使い易く衛生的です。

②化成肥料

窒素Nリン酸PカリKの含有量がそれぞれ12前後のバランスのとれた配合で元肥と追肥の双方に使えるとの表記のある化成肥料が色々な野菜に使えて万能で便利です。肥料成分が多く肥効が強いので、与え過ぎと根に直接触れるような施用は避けます。

③堆肥

遅効性の肥料ですが、土壌中の有用微生物の増殖を助けて土をふかふかにして水はけを良くします。地力の維持向上にも役立つため連作障害の軽減にも有効です。肥効はそれほど強くない為、過不足による直接的な影響は小さいですが、土壌の健全性を持続させる為には毎作ごとに施した方が有効です。

野菜の肥料について

⓸40連結ポット

8×5列で40個つながっている角ポットです。家庭菜園ではあらかじめ切り分けておいて必要なだけ使うようにするのが便利です。種蒔きから定植するまでの間育苗出来て、用土も少量で済むため経済的です。

⑤ポットトレー

40連結ポットが丁度良く収まるように出来たものです。ポットが固定できるので風にも飛ばされず、持ち運びも楽です。ポットの底穴から用土も漏れにくいです。

⑥種蒔き培土

発芽しやすく、生育に良い調合になっています。必ず新しいものを使います。古い用土や畑の土は保水性や水はけが悪く、病原菌のリスクもあります。

⑦結球レタスの種


種蒔き

①ポットに用土を入れる

トレーにポットを必要数並べて種蒔き培土を8分目程度入れて平に軽く押さえます。ジョーロで丁寧に底まで浸みこむように湿らせます。十分に湿らせたポットと湿らせる前のポットの重さを実感しておくと後々役立ちます。培土にはあらかじめバケツ等の容器の中で吸湿させてからポットに入れると書いてあるものもありますが、そうでないものについても、同様にした方が最初の水やりの際に水が浸みこみ易くなります。吸湿加減は握ってもパサパサと崩れる程度です。

②ポットに種を蒔く

種を1ポット10粒程度重ならないようにバラ蒔きします。残った種はしっかりと保存しておきます。レタスの種は特に長持ちするので5年以上大丈夫と思います。保管場所は冷蔵庫の野菜室が最適です。

種子の保存について

③覆土

種が見え隠れする程度に培土で覆土します。レタス類は向光性種子の為、覆土を厚くするとうまく発芽しません。

④注水

ジョーロで表面の土も湿らせて種蒔きは終了です。

発芽迄表土が乾かないように、注意しながら発芽を待ちます。発芽してからも適宜水やりをして、水切れと加湿に注意して育てます。置き場は明るい戸外で強い雨に当てないようにします。強い雨で種が流れたり、発芽したばかりの苗が痛みます。

保温

3月中旬までに種蒔きをする場合は未だ気温が低い為、トンネルなどで保温しないと発芽しません。尚レタスは暑さに弱い事と、高温長日でトウ立ちする性質がある為、春は早めの種蒔きをして、暑くなる前に成長させてしまいます。

間引き

天気の条件にもよりますが7日前後で発芽してきます。子葉が展開したら固まって発芽しているところをほぐすように4本残して間引きします。
2センチ程度迄育ったら2本残して間引きし、最終1本にして定植迄育てます。

土づくり

①苦土石灰の混入

定植の2週間前迄に鍬で土を良く耕して苦土石灰を混入しておきます。
苦土石灰の量は1㎡当たり100gとします。

②元肥入れと畝立て

定植の1週間前に元肥として化成肥料と堆肥を入れ畝を整えておきます。
畝幅は60㎝とします。
化成肥料の量は1㎡当たり70gとします。レタスは元肥が強すぎると綺麗に玉を巻かないので、様子を見ながら追肥を効かせた方が良いと思います。
堆肥は製品により使用量が異なるので一概に言えませんが、毎作ごとに施すならば、経済面からも製品説明より多少少な目でも構いません。私は毎作ごとに牛糞もみ殻堆肥を3㎡当たり中くらいの角スコップで5杯を入れます。堆肥の量はどの野菜もほぼ同量とし、化成肥料で加減しています。
元肥の入れ方は畝全体に肥料をすきこむ全面施肥が良いでしょう。

土づくりの基本について

定植

種蒔から約1~1.5ヶ月で定植です。ポットを逆さにするようにして苗を抜き畝に30㎝の株間を取り植え付けます。植穴には注水して、水が沈んだら植えるようにすると根付きが良いです。終えたらタップリ水を与えましょう。定植は日中を避けて、午後から行います。

収穫

定植後約2カ月で結球します。固く巻いたものから収穫しましょう。

手入れ

※敷きわら

レタスは生食が多く、強い雨で葉をよごさない為に敷きわらをした方が綺麗なものが採れます。

※追肥

発芽後3週間位に1ポットに化成肥料5-6粒、定植後外葉が大きくなって来たら化成肥料1掴みを株から離して施肥、肥料が隠れる程度に軽く土を掛けておきます。

病害虫

レタスは青虫もつかず病害虫に悩まされることは少ないですが、ナメクジには要注意です。ナメクジがいたら絶体に食害を受けます。生食の多いレタスの球の中にナメクジが侵入したら食べる気がしません。周辺のナメクジかが生息していそうな場所をチェックして捕殺するか、薬を撒いて徹底的に駆除しておきましょう。

病害虫と対策、農薬についてはこちらをご覧ください